保育研究所 第43回研究集会
保育研究所 第43回研究集会(オンライン)
こども家庭庁の政策動向とそのねらい
子どもの権利拡充の視点から考える保育関係者の課題
こども家庭庁は、今後の保育や子育てのあり方に大きく関わる「こども大綱」や「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン」等の文書をまとめようとしています。また、保育のICT・デジタル化を強力に推し進め、さらに、新しい「こども誰でも通園制度(仮称)」の実施を急いでいます。私たち保育関係者は、こうした事態をどう見るべきでしょうか? わからないではすませられない。どう対処すべきか、そのヒントをつかむために、3日間の企画を通じて論議します。
- 主催 保育研究所(TEL03-6265-3173 FAX03-6265-3230)
- オンライン配信
日時 2024年2月8・9・10日
Zoomによる3日連続の企画です(一部参加が難しい方のための録画視聴期間を設定します) - 参加費 13,000円(保育研究所会員は11,000円)
- 申し込み方法
敬称略
1日目 2月8日(木)
12時30分から接続開始 13時00分 ~ 17時00分
テーマⅠ ICT・デジタル化、「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン」・「架け橋プログラム」のねらいと明日の保育
1 保育のICT・デジタル化とはなにか?
2 保育を民主主義の育つ拠点にするために
こども家庭庁の政策動向を俯瞰しながら、デジタル化の概要とねらいを知り、対応を考える
中西新太郎(横浜市立大学名誉教授・神奈川県保育問題協議会会長)
中西新太郎(横浜市立大学名誉教授・神奈川県保育問題協議会会長)
2 保育を民主主義の育つ拠点にするために
「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン」、「架け橋プログラム」は何を目指しているのか、それに対抗するために私たちは何をすべきか
大宮勇雄(福島大学名誉教授・全国保育団体連絡会会長)
大宮勇雄(福島大学名誉教授・全国保育団体連絡会会長)
2日目 2月9日(金)
12時30分から接続開始 13時00分 ~ 17時00分
テーマⅡ こども誰でも通園制度とこれからの保育
報告1 逆井直紀(保育研究所)
「こども誰でも通園制度」の提案経過、その内容と問題点
報告2 蓑輪明子(名城大学)
子育て世帯、保育現場の状況変化から保育制度のあり方を考える
報告3 木下秀雄(元大阪市立大学)
権利としての保育を実現するために必要な視点 ―欧州から学ぶ
報告4 小西文代(愛知・社会福祉法人新瑞福祉会)
保育現場から「こども誰でも通園制度」を考える
報告5 池添 素(子どもの療育に応益負担を持ち込ませない会)
困難を抱えた子育て家族を真に支えるために必要なこと
「こども誰でも通園制度」の提案経過、その内容と問題点
報告2 蓑輪明子(名城大学)
子育て世帯、保育現場の状況変化から保育制度のあり方を考える
報告3 木下秀雄(元大阪市立大学)
権利としての保育を実現するために必要な視点 ―欧州から学ぶ
報告4 小西文代(愛知・社会福祉法人新瑞福祉会)
保育現場から「こども誰でも通園制度」を考える
報告5 池添 素(子どもの療育に応益負担を持ち込ませない会)
困難を抱えた子育て家族を真に支えるために必要なこと
3日目 2月10日(土)
9時00分から接続開始 9時30分 ~ 13時00分
テーマⅢ こども家庭庁の行方と保育制度拡充の展望
1 こども関連施策の財源はどうあるべきか
2 現行保育所制度の拡充を ―児童福祉法24条1項を生かす視点とは
子ども関係予算の倍増は実現するのか?こども金庫、支援金制度とはなにか?
伊藤周平(鹿児島大学)
伊藤周平(鹿児島大学)
2 現行保育所制度の拡充を ―児童福祉法24条1項を生かす視点とは
配置基準・公定価格改善を含め、児童福祉法24条1項を生かす制度のあり方を考える
村山祐一(保育研究所)
村山祐一(保育研究所)
申し込み方法
- 申込み書を印刷し、必要事項をご記入の上FAX送信してください。
締め切りは1月25日です。
⇩ - 研究所より受付票・振込票をお送りするので、至急郵便局等から受講料をお振込みください。
Zoomを初めて利用される方は、事前にZoomのテストページ(zoom.us/test)から、Zoomアプリをインストールしてください。
⇩ - 2月5日までにレジュメ・資料等とともに、参加に必要なID・パスワード、録画視聴の方法の案内等を送付します。
当日は、ID・パスワード等を入力すると研究集会に参加できます。
キャンセルにつきましては、1月26日の15時までにご連絡いただいた場合に限り、手数料(1,000円)を差し引いた上で参加費をご返金いたします。