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あそび込む保育をつくる<2023年08月01日発売>
実践から探る「保育の知」
子どもがあそぶ姿から、子どもに関わる保育者の迷いや悩みを丹念に捉え、日々の保育実践の中に「保育の知」を、保育者と共に探究する。
経験の少ない保育者にも、経験豊かな保育者にも、自分の実践と重ね合わせて考えられる、待望の一冊。
- 田中浩司・著
- 発行:ちいさいなかま社
- 発売:ひとなる書房
- 四六判 160ページ
- ISBN978-4-89464-298-0
- 定価1,980円(本体1,800円+税10%)
<主な内容>
『ちいさいなかま』2021年4月号~2023年3月号に掲載された連載「夢中になってあそび込む 豊かな実践から探る「保育の知」」に、小論「保育のなかであそびを育てる」(2016年8月増刊号)、小論「保育者が子どもの気持ちに向きあうとき」(2020年8月増刊号)、および書き下ろし原稿を加え、全体を再構成しました。
1章 「つぶやき」に子ども理解の手がかりを見いだす
- 子どもを理解しようとする姿勢
- ちょっとこわいけど、どきどきして、わくわくする
- 子どもの気持ちにふたをしたくない
2章 経験を共有し、楽しさを分かち合う仲間
- 仲間に必要とされる経験
- 仲間の体験を大切にする
- おもしろさを伝える仲間の存在
- 自分の発想が伝わる喜び
- 共有体験を経て理解しあう
- あこがれの気持ちが仲間をつなぐ
- 非日常を共有する
3章 「子どもとつくる」という視点
- 子どもと正面から向き合う
- 「やってみよう」の気持ちを育てる
- 子どもにとっての必然性
- 子どもにとっての安心できるあそび
- 生活を彩るファンタジー
- ふしぎ心のもつカ
4章 あそびをとおしてつながり合うおとなたち
- 若手保育者を支える
- 子どもと正面から向き合うために
- 子どもの声を聴くために
- 子どもの姿を保護者と喜びあうために
- 地域の中で育つ子どもたち
- 地域のプロの手をかりる