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(10.11.05)新システム・幼保一体化WT(第2回)、幼保制度の廃止、「こども園」、「こども施設」を提案
11月1日、子ども・子育て新システム検討会議幼保一体化ワーキングチームの第2回会合が開かれ、幼保一体化の目的、こども園の基本的位置づけについて、事務局案が提案されました。 提案は、現行の幼稚園制度と保育所制度を廃止して「こども園(仮称)制度」を創設し、幼稚園及び保育所はすべて「こども園(仮称)」に移行するとしています。一方で、保育供給の量的拡大を図るために新システム法において指定制度を導入するとしています。指定基準を満たした施設を「こども施設(仮称)」として指定し、多様な事業主体の参入を図る。「こども施設(仮称)」は幼保一体化の給付の対象とするというもので、新たに「こども施設(仮称)」という枠組みが提案されました。すなわち、「こども園」は「こども施設」の一部となるようです。 また、財政措置と利用者負担については、二重行政の解消(手続きの一本化)、利用者負担の公平性の確保(同じ利用時間であれば同じ利用者負担が基本)などをあげ、実質的な応益負担が明記されています。 各種マスコミでも、新システムが取り上げられ始め国民的な関心が広がり始めています。
幼保一体化ワーキングチーム第2回会合関係資料 「保育情報データベース」に2010/11/1付で登載
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