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(08.08.29)8.4厚労省前緊急大集会に2000人が参加

保育制度解体許すな!
8.4厚労省前緊急大集会に2000人が参加



 8月4日、第40回合研集会終了後、厚生労働省前で「保育制度解体許すな!8.4厚労省前緊急大集会」が開かれました。集会は直接契約導入や最低基準の廃止をすすめようとしている厚労省に対し、全保連、自治労連、福祉保育労、全国無認可の4団体が署名や集会などの運動を推進する実行委員会を結成し、開催したもので、合研集会会場から移動してきた参加者も含め、厚労省前の両側の歩道を、2000人が埋め尽くしました。

 集会は、二本松はじめさんと参加者が一体となったパフォーマンスで開幕。「子どもを守れ、保育を守れ」の歌声が響きました。主催者あいさつ、情勢報告をふまえ、公立、民間、無認可保育園、保護者、経営者などそれぞれの立場から、保育制度解体を絶対に許さないという決意が表明され、「羞恥心」の替え歌で「羞恥心もて厚労省」「規制緩和するな」と抗議のパフォーマンスを行いました。
 最後に、保育制度解体がすすめられようとしていることを園、地域でできるだけ多くの人に伝えよう、子どもを守る500万署名を今日からスタートしよう、自治体に対する運動もあわせてすすめよう、との行動提起がされ、全国で運動をすすめようと、確認しました。
 集会で採択されたアピールを下記に掲載しています。ぜひご活用ください。

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緊急アピール

子どもたちの笑顔の輝く社会、思いやりや信頼に結ばれた社会、
そういう社会をつくっていくことが、
今こそ、大人たちに、政治に、求められています。

そんな時に、安上がりの保育をひろげ、
保育に対する、国と自治体の責任を投げ捨てるくわだてを、
政府と財界が、あらためて持ち出したことに、
私たちは驚き、心から怒りを覚えています。

すべての子どもたちが、愛され健やかに育てられることは、
子どもたち自身の権利であり、そのことに国と自治体は、責任を負っています。

子どもたちに必要な保育を、
国と自治体が、責任を持って保障する制度を守り、発展させましょう。
最低基準を守り、抜本的に改善させましょう。

保育が必要な、すべての子どもたちをうけとめられるよう、
国と自治体の責任で、認可保育所を整備させましょう。
保護者と子どもに、自己責任を押しつける、直接契約方式の導入を、やめさせましょう。

私たちは全国津々浦々で運動を急速にひろげ、政府と財界のくわだてを、粉々に打ち砕くまで、
力をあわせ、運動の手をゆるめないことを固く決意します。

2008年8月4日
保育制度解体許すな!8・4 厚労省前緊急大集会

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