第38回全国合研(埼玉)
全都道府県から10,575人が参加!
2006年8月5日〜7日、埼玉県川越市などにおいて第38回全国保育団体合同研究集会が開催され、全都道府県から10,575人が参加し、学習と交流を深めました。
最低基準の切り下げや、認定こども園をきっかけにした公的保育制度の切り崩しがすすめられようとしているなかにあって、集会実行委員会では1万人の参加者で合研を成功させることで、保育の危機を跳ね返そうと取り組みを強めました。
集会初日は、地元川越の輝け囃子で開幕、集会の基調を学ぶオープンニングフォーラム、毎年好評の二本松はじめさんと中山譲さんのコンサートが行われました。
2日目は2つの市民子育て講座、12の基礎講座、保護者の運動交流別シンポジウム、制度問題の講義とシンポジウム、ちいさいなかまシンポジウム、53の分科会などが行われ、熱心な学習と交流がされました。この日1日で約8,000人の参加がありました。
3日目は開催地企画「子育てをする手は平和を守る手、子どもたちに残そう、戦争のない地球を!」と、精神科医・香山リカさんの記念講演が行われ、来年の開催地愛知のなかまとのエール交換で集会の幕を閉じました。
参加者からは「はじめて参加したけれど来年の愛知にも必ず行きたい」「会場が駅から遠かったり、宿舎が遠かったりしたけれど、終わってみればそんなことは関係ないと思えるほど元気がもらえた集会だった」というような感想がたくさん寄せられました。
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