第46回合研集会(福岡)/全都道府県から6311名が参加! |
今回、福岡県・福岡市にて8月2日〜4日の3日間開催された第46回全国保育団体合同研究集会。全都道府県から6311名が集い、全国各地から持ち寄られた保育実践や運動について交流しあいました。
1日目
開催地・福岡県実行委員会による約300名の子どもたちと保育者・保護者によるうたで開幕し、全国のみなさんを盛大に歓迎しました。
続いて行われたオープニングフォーラムでは、子どもを取り巻く現状や2015年からスタートする子ども・子育て支援新制度の課題を明らかにしながら、保育事故で子どもを亡くされた保護者が、いのち・安全が守られる保育の実現を求める訴えや、福島の保育者からは保護者とともに何度も話しあいながら福島での保育を再構築していった報告、宝塚市の新制度に対する運動の取り組みなどを中心に今集会の基調報告を深めながら、私たち保育関係者の役割や課題などについて学び合いました。 そして文化企画では、古謝美佐子さんによるコンサートが行われ、沖縄の民謡が歌われました。
2日目
分科会はじめ、子育て講座、基礎講座、実技講座、保育制度講座&シンポジウム、『ちいさいなかま』企画の講座が行われ、幅広い講座や全国各地から様々な分科会の提案がされ、保育実践や保育運動の交流をしあい、保育・子育てについての討論を旺盛に展開しました。
3日目
【開催地企画とアーサー・ビナード氏による記念講演】
開催地実行委員会のみなさんが、「つながろう 子どもの権利を守るために〜歴史に学び 歴史を拓く〜」をテーマに、福岡の保育の歴史と現状を構成劇による歌や踊りをまじえて表現されました。
記念講演では、「どうして どうして ヒミツなの?」と題して、詩人のアーサー・ビナードさんにお話いただきました。改めて常に「なぜ?」と問うことの大切さや、平和、原発の問題を考えさせられる内容でした。
そして、閉会集会では、「この集会で得たたくさんの学びを糧に、困っていながら、声をあげることができず、保育所や幼稚園にたどりつけない子どもや家族を作らないために、私たちは手をつなぎ、国・自治体が責任を負う公的保育制度を守り発展させていきましょう。「子どもは未来の宝」です!」と訴えた集会アピールを採択し、来年の開催地・東京での再会を誓って閉会しました。
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合研集会の内容をまとめた報告集を発行しています。第46回合研集会報告集は10月末発行予定です。
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定価:1,000円(税込)
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