第45回合研集会(神奈川)/全都道府県から1万413名が参加! |
今回、神奈川県・横浜市にて8月10日〜12日の3日間開催された第45回全国保育団体合同研究集会。全都道府県から1万413名が集い、全国各地から持ち寄られた保育実践や運動について交流しあいました。
1日目
開催地・神奈川県実行委員会による約550名の子どもたちが会場を縦横無尽に舞う「龍舞」で開幕し、全国のみなさんを盛大に歓迎しました。
続いて行われたオープニングフォーラムでは、保育園で我が子を亡くされた保護者が保育の質を下げず認可保育園の増設を訴える報告や、子ども・子育て支援新制度に対する保育運動の取り組みなどを中心に今集会の基調報告を深めながら、私たち保育関係者の役割や課題などについて学び合いました。
そして文化企画では、友野龍士さんと総勢600名による和太鼓演奏が行われ、ステージ全面を使った大迫力の舞台でした。
2日目
分科会はじめ、子育て講座、基礎講座、実技講座、保育制度講座&シンポジウム、『ちいさいなかま』企画の講座&シンポジウムが行われ、幅広い講座や全国各地から様々な分科会の提案がされ、保育実践や保育運動の交流をしあい、保育・子育てについての討論を旺盛に展開しました。
3日目
【開催地企画と池田香代子さんによる記念講演】
開催地実行委員会のみなさんが、「明日へ届け!みんなの願い」をテーマに、待機児童解消をゼロにした「横浜方式」の実態や、子どもが豊かに育つための私たちの願いや思いを朗読劇と歌やダンスで多彩に表現しました。
記念講演では、「100人の村から見える 子どもたちの今 そしてあした」と題して、『世界がもし100人の村だったら』の著書である池田香代子さんにお話いただきました。
そして、閉会集会では、「この集会で得たたくさんの学びを糧に、すべての子どもの「最善の利益」を実現するとりくみの新たな一歩を踏み出してゆきましょう。それぞれの職場や地域でのねばり強いとりくみが保育をよくする巨大なうねりにつながっていることに確信を持ち、自治体への働きかけ、地域の保育・子育て環境をよくするための幅広い共同や合意を追求してゆきましょう。」と訴えた集会アピールを採択し、来年の開催地・福岡での再会を誓って閉会しました。
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