2020年度国会請願署名運動スタート!/署名用紙完成
2020年度国会請願署名活動、スタート!
全国保育団体連絡会は、子どものための予算を大幅に増やし、国の責任で安全・安心な保育・学童保育の実現を求めて、国会請願署名運動をスタートします。
コロナ禍によって、保育の重要性・必要性が明らかになっています。一方で、コロナ禍のもとで、現在の保育の環境・条件の貧しさを、多くの保育者・保護者が体験することとなりました。
子どもには豊かな保育を受ける権利があります。コロナ禍や災害など、どのような状況にあっても、安全・安心で質の高い保育をすべての子どもに保障するために、基準の引き上げや環境整備、保育者の処遇改善が緊急の課題です。
そこで、今年の署名運動は、非常事態・災害状況でも子どもの安全を確保し、発達を保障する質の高い保育を実現するために、基準の抜本的な引き上げを求めることを中心に、以下の5項目を請願事項に掲げました。
- 国・自治体の責任で、非常事態・災害状況でも子どもの安全を確保し、発達を保障する質の高い保育を格差なく実現するために、保育・学童保育の基準を抜本的に引き上げてください。
① 施設条件など保育環境に関わる基準を引き上げてください。
② 職員の配置基準を改善し、増員を図ってください。 - 保育・学童保育で働く職員の賃金を、専門職にふさわしく改善してください。
- すべての子どもが等しく質の高い保育を無償で受けられるようにしてください。
- 認可保育所等を整備し、待機児童を解消してください。
- 仕事と子育てが両立できるよう、長時間労働の規制など労働環境を整備し、子育て支援施策を拡充してください。
署名活動を通じて、広く世論に保育・学童保育の実態を伝え、国の予算の大幅増額と施策の改善を求めていきましょう。
署名用紙完成
- 署名用紙は10名まで署名することができます。裏面は、請願内容をイラストで説明しています。
- 1枚2円、送料実費でお送りいたします(9月4日以降発送可)。全国保育団体連絡会までご連絡ください。
また、下記リンクより署名用紙のデータをダウンロードできます。