全国保育団体連絡会

署名用紙完成/2022年度国会請願署名運動スタート!

保育制度入門講座、YouTubeにアップしました

10月17日更新

保育制度入門講座
https://www.youtube.com/channel/UCe8JwK28hCdVAx2i_26bQOg

  • Vol.1「保育の公の責任って?」11分
  • Vol.2「職員配置基準って?」10分
  • Vol.3「給料が低いのはなぜ?」11分
  • Vol.4「私たちにできることって?」6分

署名の学習会等に活用して下さい。

11月は署名月間、各地で保育条件改善の運動を社会にアピールしよう

10月13日更新

 11月は、2日国会要請行動・3日保育大集会を中心に署名を大きくアピールする「署名月間」です。
 各地から「若手職員と一緒に経験したいからマイクロバスで集会に参加する」「代表を送る」等の声が寄せられ、集会への参加表明が増えてきました。
 国会要請行動や保育大集会への参加・代表派遣も検討しましょう。こうした活動に参加できなくても、各地域で、自分たちの地域・団体のメンバーで状況を出しあい、できることを相談しとりくみましょう。

2022年度国会請願署名活動、スタート!

8月25日更新

 全国保育団体連絡会は、よりよい保育を!実行委員会の一員として、2022年度の国会請願署名運動をスタートさせます。

 保育・学童保育は、だれもが安心して子どもを産み育て働ける社会の実現にとって不可欠な社会資源です。
 政府は、2023年度から「こども家庭庁」を創設し、社会の真ん中に子ども関連施策をすえて、その充実・推進を図るとし、予算を倍増すると公言しています。それならば、いまこそ保育予算を大幅に増額し、遅れている保育所等の環境・条件の抜本的改善に踏み出すべきです。
 小学校では、40年ぶりに基準が改善され、全学年で35人を上限とする少人数学級が実現します。ところが、保育所の保育士配置基準は、久しく改善がなく、4・5歳児の基準(子ども30人に保育士1人)に至っては1948年の基準制定以降70年以上一度も改善されておらず、国際的にも低水準のまま放置されています。とりわけ、コロナ対応によりひっ迫した保育現場の状況を踏まえれば、改善は待ったなしです。
 少子化が加速し、地域によっては保育所の定員割れがおきており、公・私の保育施設の統廃合が取りざたされるようになっています。しかし、依然として待機児童問題が深刻な地域があります。また、待機児童がいないといわれる地域でも、保育を必要とするすべての子どもが、安全・安心で質の高い保育を格差なく受けられる状況ではありません。子どもの生活と発達する権利を保障するために、予算を増やし、すべての地域で保育・学童保育を維持し、さらに拡充させるべきです。
 こうしたことを踏まえ、今年度の署名は、質の高い保育を実現するために、基準の抜本的な改善を求めることを中心に、以下の5項目を請願項目に掲げました。

  1. 子どもたちの命を守り、保育を充実させるために、子どものための予算を大幅に増やしてください。
  2. すべての子どもが必要な保育を受けられるように、国の責任で必要な措置を講じ、公立・私立をとわず保育施設を維持・拡充できるようにしてください。
  3. 保育・学童保育の職員配置基準・施設基準を、抜本的に改善してください。とりわけ、ひっ迫した保育現場に対応するために、施設単位で有資格者が増員できるよう、国の責任で緊急に必要な措置を講じてください。
  4. 保育・学童保育にかかわる公費負担を引き上げ、職員の賃金と処遇を抜本的に改善してください。
  5. すべての子どもの保育料を無償にするとともに、給食費などの保育に必要な費用も無償化の対象にしてください。

 署名活動を通じて、広く世論に保育・学童保育の実態を伝え、国の予算の大幅増額と施策の改善を求めていきましょう。

署名用紙完成

 署名用紙は1枚で10名まで署名することができます。裏面は、請願内容をイラストで説明しています。
 1枚3円、送料実費でお送りいたします(9月5日以降発送可)。
 全国保育団体連絡会までご連絡ください。
 また、下記リンクより署名用紙のデータをダウンロードできます。

署名用紙PDFダウンロード

署名用紙2022