『ちいさいなかま』2021年4月号～2023年3月号に掲載された連載「夢中になってあそび込む　豊かな実践から探る「保育の知」」に、小論「保育のなかであそびを育てる」（2016年8月増刊号）、小論「保育者が子どもの気持ちに向きあうとき」（2020年8月増刊号）、および書き下ろし原稿を加え、全体を再構成しました。

１章　「つぶやき」に子ども理解の手がかりを見いだす

1. 子どもを理解しようとする姿勢
2. ちょっとこわいけど、どきどきして、わくわくする
3. 子どもの気持ちにふたをしたくない

２章　経験を共有し、楽しさを分かち合う仲間

1. 仲間に必要とされる経験
2. 仲間の体験を大切にする
3. おもしろさを伝える仲間の存在
4. 自分の発想が伝わる喜び
5. 共有体験を経て理解しあう
6. あこがれの気持ちが仲間をつなぐ
7. 非日常を共有する

３章　「子どもとつくる」という視点

1. 子どもと正面から向き合う
2. 「やってみよう」の気持ちを育てる
3. 子どもにとっての必然性
4. 子どもにとっての安心できるあそび
5. 生活を彩るファンタジー
6. ふしぎ心のもつカ

４章　あそびをとおしてつながり合うおとなたち

1. 若手保育者を支える
2. 子どもと正面から向き合うために
3. 子どもの声を聴くために
4. 子どもの姿を保護者と喜びあうために
5. 地域の中で育つ子どもたち
6. 地域のプロの手をかりる