第40回合研集会(東京) 全都道府県から12,216人が集う
8月2日~4日、第40回全国保育団体合同研究集会が「輝け!子どものいのちと笑顔 ひろげよう 平和へのねがい」をテーマに首都東京で開催されました。集会には全都道府県から1万2,216人が参加し、40回記念集会にふさわしく過去最高の取り組みで成功をおさめました。
開会あいさつで上野実行委員長は、厳しい保育情勢の下で開かれる第40回集会が、かつて革新都政のもとで全国の水準を上回る保育や福祉を実現し、そのことで全国の運動を励ましてきた首都東京で開かれることの意義をふまえ、参加者1人ひとりが立場を超えて対等に語り合い、学び合う合研集会が、勇気と元気、希望の持てる集会になるようみんなで成功させよう、と呼びかけました。
第40回を記念して企画された40回集会記念企画「よりよい保育・豊かな子育てをめざして」は、映像や証言などを通して合研40年の歴史を振り返りながら、合研集会が生み出してきたもの、集会の発展とともに全国に広がった保育実践や保育運動の発展、などについて明らかにするもので、合研40年の歴史の重みを感じられる企画として、参加者からもとても好評でした。
2日目は4会場に分かれ、2市民子育て講座、17の基礎講座、実技講座、シンポジウム、44の分科会が行われました。開催地企画として「地域の子育て支援を考える」や、特別分科会「男性保育者の現状と課題」「退職保育者の専門性を生かすために」も企画されました。
3日目は、開催地実行委員会の構成劇「はぐくもう小さな命 ひろがれ笑顔 みんなでつないだ手の中で」に続き、人材育成コンサルタント、辛淑玉さんの記念講演が行われました。
3日間の交流と学習により、保育をとりまく情勢・課題を学び、よりよい子育て・保育を切り開き新たな手つなぎを広めていくための確信を深めるものとなりました。